【コシが命・いりこ香る】讃岐うどんとは?
讃岐うどんは香川県が誇る日本三大うどんのひとつで、高松を中心に県内全域で愛されるソウルフードです。その最大の特徴はなんといっても「コシ」の強さ。噛むたびにぐっと跳ね返してくるような弾力は、他のうどんでは味わえない讃岐うどんだけの魅力です。生地は小麦粉・水・塩のみというシンプルな素材で作られ、職人が足で踏んで丁寧に仕上げることで、あのしっかりとしたコシが生まれます。出汁はいりこ(煮干し)を主体に昆布・醤油を合わせた透き通ったスープで、香りが高くて飲み干したくなるような上品な旨みがあります。香川県は古くから小麦の産地であり、また瀬戸内海のいりこも豊富に手に入ったことから、独自のうどん文化が育まれてきました。江戸時代には庶民の食として定着し、現在は県民の生活に深く根付いています。高松市内には「セルフ式」と呼ばれるスタイルの店が多く、自分でうどんを器に入れ、出汁を注ぎ、好みのトッピングを選ぶ文化も独特の楽しさです。旅行者にも気軽に立ち寄れる人気店が市内各所に点在しています。
私の推しポイント
讃岐うどんの何が好きかといえば、まずあの「ズルッ」とすすった瞬間の食感です。つるりとした表面とむちっとした弾力が同時に口の中に広がり、続いて香ばしいいりこの出汁がスーッと後味として残る。この一連の流れが本当に最高で、何度食べても飽きません。高松市内には朝6時から営業している店もあり、出張の合間やモーニング代わりに一杯という地元の方も多いです。お土産として乾麺や半生麺も充実しており、スーパーやお土産店でも手軽に購入できます。自宅で再現するのも楽しいですが、やっぱり現地の水と空気で食べるうどんには敵わないと感じます。